2013年6月11日火曜日

A-rin's Party!(ももクロファンクラブ限定イベントのこと)



5月28日、横浜アリーナでのANGEL EYES(ももクロの公式ファンクラブ)会員限定ライヴに行ってきた!

知っている方には説明するまでもないけど、このライヴは

●横浜アリーナ開催、3日間5公演(27日夜・28日昼夜・29日昼夜)
●各公演の演出をメンバー1人1人が担当
●演出をメンバーが担当すること、どの回をどのメンバーが演出するかなどは申込段階では知らされていなかった

という形だったため、どのメンバーの回になるかは完全に運。
(こういう時、箱推しだと気が楽。誰の回になっても嬉しい)
このメンバー演出システムと、どの回を誰が担当するか、また観客数が回によってかなりバラバラだったのだが(1万数千人〜3千数百人)、その観客数などの詳細が、イベントの10日前に行われた24時間USTで発表された。
(下記にアーカイヴあり)
http://www.ustream.tv/channel/momoclotv

これを見ていて自分が申し込んだ回があーりん演出の回だとわかり、しかも偶々一番観客数の少ない日だということがわかった(つまりすごく近くで見れる可能性が高い)。

私はメンバーみんなの事が大好きだけど、ももクロの曲全ての中で5本の指に入るほど好きなのがあーりんのソロ曲「だってあーりんなんだもーん☆」で、最近なかなか生で聴けなくなっていたこのソロ曲をやってくれる可能性の高い回が当たって、本当〜〜〜に嬉しくてワクワクしていた!!

しかし!

このイベントは、入場時に申し込んだファンクラブ会員自身であることを証明しなければならないのだが、私は免許もないしパスポートも期限が今年の3月で切れていた…。
不安だったので事前に問い合わせしまくり、メールでスターダスト様から直々に(件名が「スターダストからの回答」だったので、あまりにもそのまんますぎて一瞬迷惑メールかと思った;)、「期限が切れているものでも他にもう1点証明書があれば可」とお答えいただいたので、一応念のためそのメールもプリントアウトして持参した。


横アリでのももクロライヴは過去2回経験しているが、何と言っても今回は17000人規模の所に約3200人。
今のももクロなら横アリ一瞬で埋まって入り切らないくらいなのに、何という贅沢な使い方・・・!
横アリ周辺はももクロファンが集結していたが、その光景も以前に見たものより若干おとなしめな気がした(人数が5分の1以下なんだから当然)。
「ホワイトベレー」はその名の通り白いベレー帽で、ファンクラブ会員証と一緒に送られてくるもの。
このホワイトベレーも本人確認の際に着用が義務づけられる。
駅から被ってる人いないかな〜と期待してたけどさすがにいなかったが、横アリ周辺はホワイトベレーでいっぱい。
数千人の人間が同じ白いベレー帽を被ってる様子は、想像した時気持ち悪そう…と思ったけど、実際見るとギャグ感が強くておもしろかった。そしてその帽子を自分も被っているという事実も。


ホワイトベレーも着用して意気揚々と入場しようとしたら、なんと前述の本人認証の問題が発生し、
入場ゲートで止められ別室に連れて行かれた・・・
これマジで焦った〜〜〜〜〜!!!

スタッフの皆さんはこの→
黒いベレー帽を被っていて、物販の人も警備の人もその他スタッフもみんなこのベレーだったのだが(それぞれの担当に応じて「物販だZ」「警備だZ」などの刺繍がしてあり、ものすごく凝ってる)、この帽子を被ってる人に「お客様、ちょっとこちらへ」と言われ連れて行かれた時の、何もしてないんだけど犯罪者感・・・。
マジ怖かった〜〜〜!!!
結局、上記のプリントアウトしていったメールを確認してもらい、期限切れパスポート+保険証を見せて、事なきを得た。
後から知ったが、私と同じ期限切れパスポート+保険証の組み合わせですんなり通れた人もいたらしい。
初めての試みだし、スタッフによっても対応が違ったのだろうけど、ほんと、ボーダーだったな・・・。
もし来年もこのイベントがあったら、住基カード作って行きます!!!(もしくはパスポート更新します!!!)


※ここまで、まだ入場してない※


自分の席は、センターB通路側で(と言ってもわかりづらいが、アリーナ席の真ん中よりちょっと前ぐらい)、最近のももクロライヴの中ではかなり近い席だった!
何と言っても、肉眼で表情が見えるというだけで泣きそうに嬉しかった・・・。
そして初めてZeppでももクロのライヴを観た時と、自分とステージの距離が同じくらいだった。
そのZepp公演は、それまでももクロのフリーイベントしか観たことがなくて、その時が初めての大きなステージでのライヴだったから、かなり感動的だったんだよな〜。
そしてその時に初めてCD以外のももクログッズを買ったのだが、それがあーりん色(ピンク)のタオルで、その時はかなりあーりん推しになりかけてたんだよな〜。
などなど、色々と思い出しながら開演を待っていたが、あーりんが浜崎あゆみが好きなので、予想はしていたけど、BGMが全部あゆだった・・・。
こんなにあゆの曲を大音量でずっと聴き続けることも滅多にないよな〜と思った。

このイベントはライヴ前にその日の演出担当メンバーと、マネージャー川上さんと、QJのももクロ担当編集者さんとのトークが行われる。
客席が大画面で晒されたり、かなりユルいトークで楽しかった。なんと川上さんコス(NeoSTARGATEのPVの、水道橋博士みたいな格好)の人がいて、川上さんが「君だけはホワイトベレー被ってなくても許す!」と言ってたのが印象的。
あと、おっさん2人に挟まれるとあーりんの可愛さがより際立った。
トークで川上さんも「普通の興行だったら中止にしてるレベルの人(観客)の少なさ」と言っていて、この状態の横アリを見れるのって本当にレアだな〜と改めて思った。

そしてトークの時点でステージ上に↓の絵のような、遊園地っぽいセット(ハリボテだが)が組まれていて、今回のコンセプトが「遊園地」なんだということが一目で明らかだった。
あーりんは、はじめ本物のメリーゴーランドを用意できると思ってて楽しみにしてたらしいが都合上それは実現されなかった。
メリーゴーランドに乗ってるももクロちゃん、観たかったなァ!

いよいよライヴ開始!
なんとあーりんの声で遊園地の迷子のアナウンス。
「川上アキラ君(マネージャー)が、ともみん(女性マネージャー)を探しています」
「玉井詩織さんが、百田夏菜子さんを探しています」
など、ファンならグッとくるネタだった。
そして蛍の光が鳴り響く中、「本日は閉園しました」のアナウンスが流れ、このステージがただの遊園地じゃなくて、
「閉園後の遊園地の、特別な時間」
というコンセプトなんだと気づいた瞬間にマジでブワ〜っと鳥肌が立って、
1曲目のWee-Tee-Wee-Teeのイントロが流れて、ももクロちゃん達がコーヒーカップの中から登場した冒頭で、もう泣いた・・・!



WTWTからのゲッダーンの流れ最高だった!!!
キミとセカイやワニとシャンプーやサラバで通路にはみ出さんばかりに踊ったため警備スタッフに何回も抑えられたりした。
そして通路側の席だったため、トロッコがすぐ隣りを通った!!!
あのトロッコタイムの「ディ○ニーランドのパレード感」やばかったな〜〜〜!
初めてももクロライヴでトロッコ観たのはさいたまスーパーアリーナだったと思うけど、その時もパレードで手を振るキャラクター達を連想して「ああ、みんなはミッキーやミニーみたいな、沢山の人から『観たい!会いたい!』と思われる存在にどんどんなっていってるんだな」ということを目の当たりして、泣いた・・・。

でもこの時はあまりにも近すぎ&真下すぎて、灯台もと暗しでメンバーの目線は全くこっちに来なかった。しかしそんな中、杏果だけがしゃがんで真下方面の人も見れるようにしてたことに気づいた時、ますます杏果が好きになった・・・!
しかし目線なんて来なくても、真下アングルからのメンバーという貴重なものを拝めてもう本当に手を合わせたいくらい神々しかったわ。
でも、この時「噫、衣装がズボンじゃなかったら・・・」と思った自分の中のおっさん感覚が悲しい。

メインステージの反対側にサブステージがあり、その向こうの観客席には誰もいなくてだだっ広い空間で、それを背景としてバラード曲で効果的に使っていたのはイイな〜と思ったけど、ちょっと見辛かった。
でも、そのシチュエーション(誰もいない客席を、ももクロちゃん達が1人1人各々歩いて進んできて、中央のサブステージで合流する)は物凄くレアだったし、「横アリの誰もいない客席の空間」もなかなか見応えあった。



そして何より、最後のあーりんソロ「だってあーりんなんだもーん☆」があんなに近くで観れたことでもう、胸いっぱいだった・・・!
(一番上の絵のような感じで、あーりん以外の4人が途中からスクールメイツ的格好でポンポンを持って登場。しかも4人ともツインテール!で、超可愛かった)
その曲のサビで、上から沢山のハートが降ってきた瞬間の幸福感・・・!


実は色々と不満点(前述のセトリとか、衣装があんまり好みじゃなかったこととか、サブステージ側に行っちゃうとあんまし見えないとか)もあったけど、それらが全て吹き飛び、脳内麻薬がドバーっと出て「この瞬間に死ねたら・・・!」とまで思った。
勿論、全然死にたいわけではないけど、たまたまその時期に読んでた本が自殺についての小説で(またこの日に全くそぐわない暗い内容だが;)、死ぬ瞬間を選べる人はどこにもいないんだよな〜って思った。
どんなに幸福感の中で死にたいと思っても、実際に生命が途切れる瞬間は当然ながら自分では決められないのだ。
幸せすぎて(あと単純に本の影響で)そんな事まで考えてしまう時間だったが、アイドルのステージの儚さには死の香りがつきまとっていると思う。
そういったものも内包してるからこそ、アイドルのライヴが好きなんだよなァ〜。


ともかく、実は最近ももクロから離れかけていた心をがっちりと引き戻された日であった。
みんなには只々、このまま変わらずのびのび育ってほしいと思うばかり。
その成長を出来るだけ長く見ていられるように、長生きしたいなァ!











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