2012年12月12日水曜日

No music,No Idol(Tパレ感謝祭のこと)



2012年12月9日の日曜日、
T-Palette Records感謝祭(品川ステラボール)
に行ってきた〜〜〜!

タワーレコードのアイドル専門レーベルT-Palette Records所属アーティストが全員集結する一大イベント。
一番最近レーベル加入が発表されたのは、先日ここにも書いた今大好きなグループのライムベリー
で、気合い入れて(その割に遅いが…私にしては早め)午前中の物販にも並んだ。
普段、休みの日の午前中なんてほぼ寝てるんで、物販に並べただけでも自分にとって奇跡。しかしこの超寒い中外で延々と待たされて、30分が3時間にも感じられる辛さだったが、偶然知人(LinQ&リリスク&ライムベリー好きの女の子・20代前半くらい・カワイイ)に会えて一緒に並べて本当に嬉しかった。
私が「こんな寒いんだから、ちょっとでも建物(会場のステラボールは映画館・水族館が併設されている)の中に入れてくれたらいいのにね〜」とか言ってたらその子が、
「ヲタクは外で並んでろってことですね」と、クールに言ってたのが印象的。

まー仕切りの悪い物販だったが、文句言っても仕方ないのでカット!
とりあえずライムベリーは2ショット終わってたのでCD1枚だけ購入して、この日だけの特典のサイン色紙を入手してメンバーと握手してテーブル越しにちょっと喋る、という時間だったな・・・。
しかし、かなり終わりかけの時に行ったのでバタバタしていたのに、私が「あ、色紙に日付入ってない・・・」(他の人は日付と名前入れてもらってた)と友人にぼそっと言っただけで、ひかるん(ライムベリーのDJ HIKARUこと信岡ひかるちゃん)がすぐに気づいて、(それ書きます!)(こっちこっち!)と呼んでくれて、ちゃっちゃと書いてくれたのが結構じーんときた・・・。
そういうのにすぐ気がついて対応できるって、本当に気のつくいい子に育ってるんだなぁ〜〜〜と、おばあちゃんのような気持ちに。


物販が終了して、開場まで時間あったので、一旦原宿まで出て、
イザベル・ボワノさんの「きのこなどなど」展(ROCKET)
観に行く。
http://by-rocket.tumblr.com/post/35399273432/40-isabelle-boinot-2012-11-30
日曜の原宿は混んでたけど、展示が本当にかわいくて素晴らしくて、キディランド前でチェブラーシカにも会えたり、原宿滞在1時間くらいだけど、いい時間だったな。

(↑この写真撮った瞬間に、小さい女の子を父親が抱きかかえてチェブの隣に持って来ようとしてたので、なんか人形が空中に浮いてるみたいな変な写真になったのがちょっと気に入っている)

イザベルさんの展示は、ROCKETの方は終了してしまったが、もう一つの展覧会が青山のドゥー・ディマンシュで27日までやってるのでまた行きたい!
http://www.2dimanche.com/exposition/expo.html


普段お休みの日だったら、まだ寝ているような時間に、今日は既にアイドルと握手して展覧会も見て、これでまだメインイベントが始まっていないなんて・・・と、思いながら品川に戻った。



そしていよいよ!
Tパレ祭り開場!!!

私、つけ麺を食べていて遅刻!!!(バカ)
しかし、会場には女性専用エリアがあり(当日に知った)、開場時刻を大幅に遅れても余裕で前方の方に行けて、とにかくものすご〜〜〜く快適だった。
アイドル関連のライヴで今まで体験した中で最も快適な環境だったかも。
本当に、男性の皆様に申し訳ないぐらい。性別女というだけで、こんなにも優遇されていいものなのかと・・・。
ま〜、しょうがないっすよね!

女性客は全体の5分の1以下くらいだっただろうか?とにかく、だいぶ少なかった。
そんで、普通のライヴでもあると思うが、いわゆる「客の入れ替え」が女性エリアでも行われ、お互いの推しの時に最前を譲り合うという優しさに支えられた行為・・・!
「私、意地でもどかないわよ」みたいな人は多分1人もいなかったし、なんか本当、あたたかかい空間だったな・・・。

ライムベリーはトップバッターだったので、場所とってた人に「終わったらすぐどきます!」と一応伝えて譲ってもらい(「どうぞ〜」と、こころよく譲ってくださった)、最前で楽しんだ。
とにかくステージが今まで見た中で一番大きいくらいなので、後ろで見てても楽しかったかも。
でもやっぱ、推しの時は前行きたいんだよな〜〜〜!

初っ端からいきなり最高潮に高まり、踊りまくり叫びまくり、名曲「Ich liebe dich 3MC-Mix」を9月のライヴ以来久々に生で聴けて、もうこの日最高と言ってもいいくらいすっごく嬉しかった。
こんな大きいステージで、並み居るアイドルの先輩方が控える大舞台のトップバッターでもものともしない、堂々としたパフォーマンスを見せてくれるライムベリーのみんなに感激しているところに、この曲の歌詞があらためて沁みてマジで泣いた・・・。

そして続く「まず太鼓」「MAGIC PARTY」で、もうこの日の体力のほとんどを使い果たした。一発目で・・・。

ライヴパフォーマンスの後には、各グループちょっとしたトークコーナーがあり、このイベント全体の司会進行である吉田豪氏&タワーレコード社長でガチアイドルヲタの嶺脇育夫氏とライムベリーが並んでいる光景も感慨深かった。
嶺脇社長が、サンプリング音源の著作権問題などのいわゆる大人の事情というやつのためにCD化できていないライムベリーの曲に関して、
「何とかしようと思っています」と、頼もしい発言されてたので本当に期待!!!
大手レーベルに所属する事はファンの間で賛否両論あったが、もしTパレに入ったおかげでそれらの曲の音源化が実現したら本当に素晴らしいことだと思う。


そしていきなりはじめから高まりすぎて、ライムベリー直後「もう帰ってもいいかな・・・」ぐらいに思っていたが、勿論帰らず、その次のアップアップガールズ(仮)はちょっと下がって3〜4列目くらいで観たのだが・・・
この、アプガが本当凄かった!!!! 


一度聞いたら忘れられないグループ名だし、よく名前を見かけるので存在とハロプロエッグからの叩き上げグループということだけは知っていたけど、
曲をちゃんと聴いたことはなく、完全に何もかも初めてだったのだが、パフォーマンスの迫力にとにかくビックリして、「度肝を抜かれた」とはまさにこの事。
あ〜〜〜こんな種類の驚きがあったんだ、まだまだこんなにもビックリできるんだ、
アイドルってやっぱ、おもしろいなぁ〜〜〜!!!
と、つくづく思った。

メンバーの1人、森咲樹ちゃんという子だけNHKのRの法則という番組で見た事があり、その時はホンワカして可愛らしい女の子という印象だったが、ライヴ見たら物凄くカッコ良くて、背が高くて手足が長いので舞台で映えるし、何より曲の合間に(振付けとは関係なく)何回も笑顔で手を振ってる「THE アイドル」な仕草が印象的だった。



自分達でも「AKBよりも有名に、ももクロよりも激しく!」と言っていたけど、
ももクロを彷彿とさせるヘンテコな振付けとか、組体操感もあったが、何より7人という人数の多さが活かされていて、ステージを隅々まで使ってる感じが見てて楽しかった。
あとメンバーの個性がそのまま活かされている、いい具合のバラバラさも。
こういう類いのステージは、欧米的完成度を極めている(ように見える)K-POPのアイドルでは観れないものだろうなと思った。

あと、下記の動画で最初に流れる、登場時のBGMみたいなの(出囃子)の「これから何が起こるんだろう?!」と思わされるドキドキ感もすごいよかったな。
ももクロのOvertureみたいに、こういうの「登場のつかみ曲」があるのってすごい強いんだなと、今更ながら思った。
バニビの出囃子は、これまたオシャレだったな〜。





曲も好きな感じのが多かったが、私の居た位置(スピーカーの真下)の音響がヒドすぎて、1曲目から音が割れてて耳がしんどかったのがとにかく残念。

アイドルはあくまでも「舞台上の本人達」を見ることに意味があるのでなるべく見やすい位置で見たいが、それが必ずしも「音の良い位置」ではないことが問題。
本当、耳がおかしくなってマジ焦った・・・。

耳の被害がやばすぎたので、この後ちょっと休憩タイムに入り、リリカルスクールとLinQはあまり観れなかった。
LinQは特に知人・友人でファンが多くて、ライヴ未体験だったのですごい観てみたかったんだけど、遠くから観た感じではそこまで惹かれなかった・・・。
しかし、次のしず風&絆の時に、遠くから観ていたら「うーん、そこまで・・・」という感じだったのが、4列目くらいまで近づいたら(女性エリアはスカスカだったので簡単にその辺までいけた)、
みんな物凄く可愛かった!!!(単純)
まぁ、既にアイドルとして選ばれた人達なんだから、結局近くで観たらそりゃ〜みんな可愛いに決まってるんだよな。
あとは曲とパフォーマンスが好みかどうかなんだよな〜〜〜すごい当たり前の事だけど。


しず風&絆名物の、ブルーハーツやらZIGGYやらの往年の名曲をカヴァーする「アイロック」のコーナーは、映像で観た時より若干おとなしめに感じたが、会場の都合か(ダイヴとかできない)、本来生バンドと一緒にやるグループだがこの日はオケだったのが大きいかも。生バンド観てみたいな〜。
それでもメンバー達自身が客席に降りて行って、客の男性達の頭か肩?を渡り歩いていた場面は壮観だったな・・・。本当に信頼関係がないとできないよなー。



そしてこの日の(私にとっての)もう一つのメイン、
Negicco 
の番がやってきた!!!

Negiccoは、TIFで観て可愛さと曲の素晴らしさに心打たれたんだけど、なかなか観に行ける機会がなくて、今日やっと久し振りにライヴ観れるの楽しみにしてた。
しかし、まだ名前&愛称も曖昧なくらいの弱小ファンなため、自分が一番好きなメンバー(「推し」と言えるほどの心意気がまだ無い)のMeguちゃんが、女性エリアと反対方向の立ち位置だった事を忘れてて、しくじった〜〜〜と思った。
まぁ、女性エリア側のKaedeちゃんもすごく可愛かったんだけど!
Negiccoのビジュアルが何でこんなに好きかこの日ハッキリしたけど、みんな共通して猫顔!(違う種類の猫って感じ)
Meguちゃんはとにかく踊りが三人の中で最もキレキレで、観ていてほんと爽快で気持ち良い!あと、この日の衣装も可愛かったな〜〜〜

同じ色のボトムで、フレアスカート、かぼちゃパンツ、ペプラムスカートというバリエーション。(右の絵のような感じ)
衣装のセンスがこの日断トツに好みだったな。
みんな美脚だけど、あんな短いかぼちゃパンツが面白くならずに着こなせるのは本当に凄い!!!

衣装の楽しさって、アイドル観る時にかなり重要!!
ライムベリーのパーカー+黒ネクタイも可愛かったんだけど、ちょっと色が鮮やかすぎてオシャレ感はあまりなかった。ま〜、ティーンの女の子達なんだから野菜みたいなハッキリした色が似合うけど!(ひかるんだけ、渋い色だったのは気に入った。)

あと、Negicco名物の葱投げ(何か他に言い方あるのかな?とりあえずあの、生の葱を丸ごとバンバン投げるコーナーね。こんな風に書くとすごいアナーキーな感じだが、すごい爽やかに可愛らしく葱を投げるんだよね〜!)の時に、Meguちゃんの投げた葱が女性エリアの1人の女の子の頭に当たっちゃって、Meguちゃんがずーーーっと「ゴメンねゴメンね」って手を合わせて謝ってて、歌が始まってからも歌いつつもまた「ゴメンね〜」ってやってたのが、すっごい可愛かった・・・!!!
アイドルのゴメンねポーズ、イイわ〜〜〜。



で、トリはバニラビーンズで、この「北欧の風に乗ってやってきた」というコンセプト(!)の2人組もずっと前から名前とイメージだけは知っていて、掟さんのDJのゲストで踊ってるのとか観ていたけど、オリジナル曲のパフォーマンスを観るのは初めてだった。
とにかくひたすらに爽やかでオシャレ。ダンスも可愛かった。
今は亡き渋谷系の伝統を引き継いでいる感じだけど、いまやこういうのは「アイドル」の枠になったんだな・・・と不思議な気持ちに。
でもきっと、どこに行ってもちょっと異質な二人なんだろうな。
あと、月刊から写真集も出してるくらいだし、とにかく大人。アイドルのキャピキャピした感じが一切ない。
ステキなお姉様達って感じだった。


で、フィナーレは最後に出演者全員(総勢40名くらい?!)がステージに上がり、サイン入りグッズの抽選会があったりした。
あと、森高千里の「ジンジン ジングルベル」を全員で、マイクリレーで歌う!というステキなコーナーも。
お姉様達と並んでるライムベリー、可愛かったなァ〜〜〜!!!
(また立ち位置を間違えてしまい、一番遠い位置で観てたが。目の前はNegiccoだったので嬉しかった)


最後の最後は、その出演者全員が並んでるステージの上を客が通り、全員とハイタッチして見送られるというものすごいサービス。
この人数なので、ものすごい高速ハイタッチで、一人一人を認識するのはほぼ不可能なぐらいだったが、ライムベリーは最初だったのでよかった!ちょっとだけ話したりした。
最後のポジションに立ってるのがバニビ姉さんで、それまでのみんなはキャピキャピした感じで「イエーイ!」みたいなハイタッチなのだが、バニビは「はぁ〜」「ほえ〜」(ため息かよ!?)という感じで疲れを全く隠しておらず、それが本当に面白かった。



いや〜〜〜、ほんと、盛り沢山で楽しいイベントだった!
TIFの時もフィナーレは観てないし、よく考えたらあんだけ大人数のアイドルが舞台上にいるなんて光景は、生まれて初めて観たのだった。
今思い出しても、あの極楽浄土感は凄い。
そのステージ上には自分にとって大切な人も、そうでない人もいたのだが、
あの場にいた子達が全員もれなく幸せになってほしいなと心から思う。
綺麗事のようだが。



帰りに、今までよくいろんなアイドルのライヴで顔を合わせていたんだけど、ゆっくり話したことのなかった、女性ドルヲタの方(美女)とお酒酌み交わしつつ色々話せたのも楽しかったなァ〜〜〜!
「LinQはハマると本当に危険」と、学んだりした。
そしてその時、携帯の充電器をステラボールに忘れた事に気づいて、急いで取りに戻ったら、Negiccoが帰るところにチラっと遭遇できたことも大切な思い出!









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