2012年12月18日火曜日

ジャングル大冒険の思い出

12月15日(土曜日)、中野サンプラザの
私立恵比寿中学 年忘れ大学芸会
「エビ中のジャングル大冒険」
に、行ってきた〜〜〜。


中野サンプラザ自体いつも前を通っていたけど、中に入るのが初めてで、尚且つエビ中で着席の大きな会場のライヴも初めてだったので、始まる前から超〜ドキドキしていた!
今まで持ってなかったんだけど、初めてエビ中のペンライト買ってみて、ペンラってやっぱりテンション上がるな〜〜〜と思った。



知人経由で直接知らない人からチケット譲ってもらった為、隣にどんな人がくるのか直前までわからなかったけど、気さくないい人(ひなた推しの若い学生っぽい男性・関西から遠征していらしてて、かなり気合い入ってた)だったので、ほんとよかった!

直前まで喋ってしまいバタバタしながら(自分が)、あっという間に開演になって、今までで最大級の大きさのステージの幕が上がって、やっぱりこんなド新規ファンでもさすがに
「うわーーー!こんな大きい所で、あの子達が・・・!」と、感慨深い気持ちになった。

1曲目が「揚げろ!エビフライ」で、タオル回しまくる曲なのだが、その隣の男性が回しまくってくれたおかげで天然扇風機のような状態になり、涼しくてよかった・・・。
ずっとやっててほしいくらいだった!

登場時は梅の衣装(青ジャケット+黄色スカート&蝶ネクタイ)で、
数曲歌ってから唐突に「あれ?あそこに穴があいてるねー」「何だろう」「鈴木、行きます!」(ヒロノちゃん一番乗りだった)と言って、ぴょーんと穴の中に入る→一人ずつ怖がったりしながらも入って行き、全員入ってしばらくした所で映像に切り替わる→実はタイムマシンだった!
という流れで、エビ中のみんながタイムマシンで原始時代に移動するというストーリー。
タイムトラベル中の映像が、完全にドラえもんのタイムマシンと同じ状態でおもしろかった。途中、おにぎり食べたりユルい映像だった。

原始時代のジャングルにセットチェンジしたら、これがすご〜〜〜くお金かかってる感じ(という言い方だと身も蓋もないが)の、いいセットで、観ていて気分上がった。
あと、映像(大画面)の使われ方も最初から最後まですごい上手いなー(何様?)と思った。


タイムスリップ後の登場で、全員サファリ調の衣装に着替えてて、それがまた、
〜〜〜可愛かった!!!

遠い席からでも可愛さがわかったけど、後から写真などでディテール見てみてもよく出来ていて細部まで可愛かった。


で、ジャングルの喋る鳥(九官鳥と言ってたような気がする)が「ここはアイドル原始時代」と言ったり、原始人達が現れてダンスしたり、なんかそういうちゃんとしたお芝居仕立てなのかなァ〜と思いきや、わりと適当で、わざわざ説明するのもめんどくさい感じだった。アイドル原始時代って結局何だったのかも不明だったし。
まー、その一応設定とか物語があっても後半どーでもよくなってくる感じがエビ中らしくてイイなとは思ったが。
別に舞台を通して壮大な物語とか、テーマを伝えようとしてるわけじゃないしな。

しかし最後に↓絵のような風体の「無関心地蔵」という巨大な石像が出てきたのにはウケた!(何も資料見ないで描いたので、かなり適当です)
一応ラスボス的な感じで、原始人達は受け入れて仲よくなったけど、「こいつは手強いぞ!」と、鳥がエビ中たちを脅していたが、4曲ほど聴いたらあっさりエビ中のこと大好きになっていた。
はじめ「わしは何に対しても無関心じゃ」と言ってた地蔵が「こんな気持ちは初めてじゃ…」と、心を開いてババーッと光って、めでたしめでたし大団円、という終わり方。
ぁぃぁぃが「お地蔵さん、すごい光ってるね〜」と言ってた。

アイドル現場で全然動かないで観てる人のことを「地蔵」って呼ぶのって、あんまり好きじゃないヲタ用語だったけど、こんな風に舞台のネタに堂々とされてると(しかもお金も手間もかかったセットで)、なんか痛快だった。
地蔵が出てきたおかげで大画面にエビ中ちゃん達の顔が映らなくなってヤキモキしたが、それが「地蔵」のせいってのがまた皮肉っぽいな〜と。
ヲタ用語を曲名や演出などに「あえて」使うみたいなのって冷めるな〜と思う時もあるけど、ここまでくだらないと、むしろ気持ち良かった!





ユニット&ソロコーナーもほんと最高だったな〜〜〜。

りななん&ひなたの凸凹コンビが可愛くて楽しいトリオ・ザ・インフルエンザ(私は初めて観た!)、曲も可愛さが爆発してたな〜〜〜。若干「どっかで聴いたことある感」はあったが、可愛さで覆い隠されてた。
ダンスがキレキレコンビの瑞季ぁぃぁぃカッコ良かったな〜!!ぁぃぁぃのクセのある歌い方と瑞季のまっすぐな感じのコントラストもよかった。
「お腹すいたから焼きそば食べよ〜」という唐突な台詞をぁぃぁぃが言い出して、何かと思ったら、衝撃の「カップ焼きそばとお湯の歌」(曲名は「for you」)の、なっちゃん美怜ちゃんのユニットは二人共美脚が素晴らしかった!
顔のタイプが全然違うから今まで気づかなかったけど、二人は体型がそっくりだった。そして曲は現代版ピンクレディーという感じで(ほぼそのままだが)、ユニット&ソロの中で一番好きな感じだった!
そして、ヒロノちゃん安本さんのユニットは、二人がブランコに乗って登場!!!
このブランコが結構高くて、ほんとハラハラした。いい曲っぽかったのに全然憶えてない・・・。
安本さんは、ニコニコしたり首だけちょっと左右に動かしたりしてるのに、ヒロノちゃんはスッと固まっててほぼ動かなかったので、ここぞとばかりに表情をガン見した。姿勢もかなり緊張してる感じだった(そりゃそうだよな)。
この時、オペラグラス持って来てよかった〜!と初めて思った。
最後は、真山さんのソロで、これが本当に素晴らしかった・・・!唯一のソロ、しかも難しそうなJazzyな曲だったけど、こんな大きなステージでも全く遜色なく、本当に立派に輝いてた!あの子が娘だったら、今ごろ親御さんは大号泣だろうな・・・と、勝手に真山さんの両親に感情移入した。


アンコールの最後、本当に最後の曲は「イッショウトモダチ」だった。
地蔵の登場以降と、地蔵が去ってからのアンコールの曲も大画面が映ってなかったのだが(要するに後ろの方だとメンバーの表情が全然見えない)、この最後の1曲だけメンバーの顔をスクリーン全体(階段部分まで)使って映し出すという演出のカタルシス効果は、ほんと爽快だった。



みんなが1人ずつ喋るコーナーで、この大きなステージに賭けていた想いや感謝を1人1人の自分の言葉で述べていたのだが、ひなたはもうぐっちゃぐちゃに泣いていて、ほんと可愛くてキュンキュンした〜〜〜!
そして今日一番のキュンキュン場面は、その号泣するひなたを隣のヒロノちゃんがずっと肩を叩いたり背中を撫でたりして、いたわっていた様子。
その後の美怜ちゃんも泣いてて、ヒロノちゃんは位置的に大号泣二人に挟まれていた感じだったのもあるけど、とにかく全く泣かずに頼もしく二人を慰めてたのが印象的。

しかし、ヒロノちゃん自身の語りでは、
「ぁぃぁぃが『エビ中の入り口』(ぁぃぁぃをきっかけにエビ中にハマるという意味)って聞いたことあるんですが、私の歌とダンスを見て『出口』になっちゃったらどうしようと思って・・・」
という、衝撃の発言が出て、独特な表現で笑いをさらってはいたが、本当にそう思ってたりするのかなと思って、ちょっと切なかった。
ヒロノちゃんは確かに、エビ中の中でも特に歌声とダンスが不安定だけど、「そこがいいんだよな〜」と簡単に言っちゃうと、好きな子だから甘く見てるみたいだが、全体の中でよいアクセントになってると本当に思うし、もともと全員バラバラなんだから全員がピッタリ揃う必要ないし、あんなバラバラな人達が、たまーにピタッと一致する瞬間があると大きな感動が生まれるというのもある。

でも、あんまり自信満々に堂々とやっていても、それはそれで何だかヒロノちゃんらしくない気もする。
繊細な女の子の悩みや苦しみから来る、いつ壊れるかわからないあやういバランスの魅力で、あの「エビ中の鈴木裕乃ちゃん」がつくられてるんだなーと、今更ながら思った。
それは、他のメンバーみんなにも言えることだが。

あと、ぁぃぁぃだけが「自分にまだ足りないところがあった」と、この日のパフォーマンス自体についてネガティヴな発言をしていたのも印象深い。
ぁぃぁぃだけが、現状に満足していない(ことを、お客さんに表明していた)。
あんな声&喋り方で見た目も子供っぽい感じだけど、内面はメンバー内一のプロ意識の強さなんだな〜と、改めて思った。



終わってみて振り返ってみたら、「大人はわかってくれない」とか「永遠に中学生」とか「また明日」とか、大好きな曲でやってないのばっかりだったけど、とにかく普段のライヴと違うという「特別感」が出てたし、上記3曲は今日の内容には合わなかったなーと思う(もしセトリ決められるとしても、この構成だったらどこに入れたらいいかわからん)。
あと、「頑張ってる途中」はすごい良い扱いされてる曲だなーと思った。
この日もクライマックスで、サビに入るとこでバーン!と金銀テープが飛んでたしな。
やっぱり盛り上がるし、ベタすぎるほどベタな曲ってエビ中にはあんまり無いからかな。

最後のサプライズ発表は、よみうりランドでのライヴが決定したことで、とにかくネガティヴなニュースじゃなくてよかった・・・と思った。
エビ中の会場も、これからどんどん大きくなっていくんだろうなァ〜。
すぐにではないかもしれないけど、いつか中野サンプラザも狭い!って思う日が来るのかもしれないなー。




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