名古屋日記では、あいちトリエンナーレ2013と、エビ中ツアーのネタバレが多数含まれます!
上記のどちらかにこれから行かれる方で、内容を知りたくない方はお気をつけ下さい。
10月13〜15日の3日間、愛知県名古屋市&岡崎市で開催中のあいちトリエンナーレ2013を観に、そして13日に開催されていたエビ中のZeppNagoyaライヴも観に、名古屋旅行に行ってきたー!
1日目
名古屋駅に着いて、まず荷物を預けるのとあいちトリエンナーレマップを貰うために栄のオアシス21内にある愛知芸術文化センターに向かって、いきなり地下にある今回のトリエンナーレのシンボル的存在、ヤノベさんのSunChildに再会!(夢の島で展示されていた時も観たので再会した気分)
そしてSunChildを観てたら、そのすぐ側でちあこさんに会えて、トリエンナーレのお勧めスポット情報とか、この13日の夜にNAKAYOSI(トリエンナーレ非公式だがトリエンナーレ関連アーティストと観客や地元の人の交流の場的なお店。アーティストのL PACKと青田真也さんが行うプロジェクトhttps://twitter.com/NAKAYOSI2013)で、泉太郎さんのイベントがある事などを聞けた。
泉さんのイベントがある事はこの時初めて知ったので、すごい嬉しかった!
朝早くからやっている名古屋市美術館に向かい、午前中のまだ人の少ない時間だったのでじっくり展示を観られた。
まずいきなり入り口が、正面玄関と別の裏口になっていることにびっくりしたが、これの理由は後からわかった。
はじめの部屋のアルフレッド・ジャーの黒板の作品、まったく人のいない中一人で観たので暗い部屋に文字が浮かんだ時本当にぞわ〜〜〜っとした。
空間の使い方が上手くメッセージが直球で伝わってくる展示だった。
そしてこの日のメインとも言える、杉戸さん+青木淳さん(ザ・スパイダースというユニット名)の展示・・・!
ほんとに涙が出そうなくらい素晴らしかった〜〜〜!
この日は快晴で、夏みたいに暑くて日の光がものすごく強かったので、美術館の空間内に光が差し込んで夢のように綺麗だった!!!
1日何回も入って、あの部屋のいろんな表情を観たかったな〜。
そして外に出て建物の上から出てる赤と青の線の存在に気づいた時の、全ての答えが揃ったようなスカーッとした気持ち良さ!
この建物の構造それ自体が作品として提示されてたんだなー!と最後にわかった時、あ〜来てよかった、実際に階段を昇ったり降りたり重いドアを開けたりしないと得られない感覚だったなと、つくづく思った。
この展示を朝一番に観て、よかったなァ。
そして、再び名古屋駅に戻ってからあおなみ線に乗って(後から知ったけど、名古屋駅からも歩けたから、電車に乗る必要なかった)、Zepp Nagoyaに!!!
私立恵比寿中学オータムデフスターCOMECOMEツアー2013〜デラックス・ジャム・ジャンボリー・ネオ〜 <未確認中学生キャプテンアヤカ/暴走>
タイトルなげ〜〜〜!
要するに、エビ中のライヴ(昼夜2回公演の内の、昼のみ)を観に行った!
色々とあって当初行かないつもりだったんだけど(一回取れたチケットを他の人に譲ったりした)、直前でチケット譲ってもらえる事になって、行ってきた!
(譲ってくださった方に本当に感謝)
いや〜〜〜体力的にはしんどかったし、翌週20日のZeppTokyoも行くから2週続けて行かなくてもいいかとはじめ思ってたけど、今思うと、この日行って本当によかった!!!
この日の衣装は東京と全然違うやつだったし(エビ中の衣装いつもカワイイので、できるだけいろんな種類を観たい)、何より、私の大好きな曲「パクチー」を東京ではやらなかった!この日聴けて、本当に嬉しかった〜〜〜!
曲では他に、学園祭のシークレットライブ以外では初披露の「I'm your manager!」とこれも新曲の「未確認中学生X」が新鮮だった〜!
厳密には初披露ではないが、“ライヴ初披露の場”に居合わせられることのラッキー感もあった。
整理番号が結構よかったので、スタンディングで4〜5列目くらいで観れたのも超嬉しかった!
周りのお客さん(女性限定エリアなので、勿論全員女性だったが、東京との客層の若干の違いも面白かった)はわりとおとなしめだったけど、「ザ・ティッシュ」という曲の時にサイン入りのロールティッシュをメンバーが投げるのだが、その時ほんとにバーゲン会場の命懸けの戦いみたいな状態になってマジ怖かった。怪我しなかったのが不思議なくらいだった・・・。
ステージのセットもものすごく可愛くて、今までで一番好みな感じだった!
↑の絵のように、でっかいレコードプレイヤーのレコード盤面がスクリーンに(!)なっていて、曲名や曲に合わせたピクチャーレーベルが映るみたいな仕掛けになってて、ちょっとレトロな感じもあってステキだった。衣装も’80sっぽくて可愛かったな〜。
4列目だと靴下にゴールドのラインが入ってるのとか、ボタンがゴールドのチェーンで繋がってるのとかまでしっかり見えたわ。
そして多分エビ中では初の試みではないかと思うが(私が観てないだけかもしれんが)、1曲1曲ブツ切りで次の曲に移るのではなく、曲間の繋ぎがライブオリジナルのmixになってるのが超絶カッコよかった!!!
ゴーストからの仮契約とか、本当に鳥肌立つカッコ良さだった。学芸会感全然なかったわ。
エビ中は本当に、可愛らしいだけじゃなくカッコイイ存在にどんどんなってきてるんだな〜と、このライブを観て改めて思った。その過程を真近で目撃できて、しあわせ!
あと、衣装の襟部分が付け襟になってて、後ろ姿だと襟とワンピースの間から素肌が見えてたのがなんかドキドキした!(ハイ、気持ち悪いですね!!!)
エビ中堪能した後はすぐキッズトリエンナーレを見に行きたくて、お昼ご飯食べるタイミングを完全に逃したな〜と思ってたら、名古屋駅のナナちゃんの下で、たまたま炊飯器のキャンペーンがやっていておにぎりがなんとタダで配られていて、それで小腹を満たせたのも思い出深い。
ちょうど「米が食べたいな〜」と思ってたらおにぎりが貰えて、プラシーボかと思ったわ!
そして再び栄に戻って、芸術文化センター内のキッズトリエンナーレ(子供たち向けのワークショップなどを行っているコーナー。大人も体験できる)で、小学校低学年くらいの子達と一緒にスタッフのお姉さんの説明を聞いて、一緒に参加した。
写真のように、家具や様々な物が置いてある部屋の、床以外どこでも絵の具で好きなように絵を描いたり色を塗ったりしてよいというコーナーで自分の痕跡を残してきた!
あまりにも俗っぽいものは消されるらしいので、↓は消されてるかも。
他にも、子供たちが描いたトリエンナーレ(芸術文化センター内の展示作品)の印象的なものを絵に描いたお手紙コーナーとか、トリエンナーレの感想の俳句(!)コーナーとかじっくり見るとすごい面白かった!
特定のアーティストの展示があるわけではないので、トリエンナーレ目的で来た人はそんなにじっくり見ないかもしれないが、穴場的な面白さがあったな〜。
その後は、仕事を終えた名古屋在住の友人・おだっちと待ち合わせて、これも超!楽しみにしていた、奈良さんが手がけたカフェ、WE-LLOW HOUSEに向かった。
http://www.we-lows.com/main.html
(入り口のところのビルボード)
ずっと来たかった場所なので、すごい嬉しかった〜〜〜!
そして、カフェの奥にギャラリースペースがあり、奈良さんのものではなく様々な展示が行われているのだが、(来たかったと言ってるくせに)この時期何の展示が行われてるのか調べて行ってなかったため、勝手に何もやってないと思い込んでたのだが、行ったら「H先生の部屋から」という奈良さんの学生時代の恩師の先生の、個人蔵のコレクションが展示されていて、その展示がものすご〜〜〜く素晴らしかった!!!
若林奮さんや榎倉孝二さん、加藤美佳さんやO JUNさんなど印象的だった。名前憶えられなかった外国人作家の作品も。
展示を観つつ、おだっちとのんびり喋りながらカフェでお茶して、カフェ内に展示されてる奈良さんのコレクションの写真や小物たちを観てて、奈良さんが関わって作り出される空間にはいつも共通の何かがあるな〜と思った。ここで開催されてたライヴやイベントには来れなかったけど、この空間を味わえてよかったな。
その後、同じ長者町にある前述のNAKAYOSIにおだっちと向かい、今朝知った泉さんの似顔絵&手相画のイベントに参加。
見てるだけでも面白かったが、見てると参加したくなるイベントで、次々と参加希望者が増えていった!
泉さんが何年も前からたまにやってるプロジェクトで、雑誌や広告の写真からその人に「似てる人」を探して、そのページの一部を消して、上から似顔絵を描くという作品。
描いてもらった絵はその場で貰える(なんと1枚500円!)。
私は8〜9年くらい前(昔すぎて正確な時期忘れたが…)にも同じプロジェクトで描いてもらったことがあり、その時は名前も載ってない広告モデルの女性だった。
今回は、モヤさまに出てる女子アナ(大江さんの後任の人)だった。ちょっと昇格した感じ!
そしてみんなから「激似!!!」と言われた。
(この日はメガネを外してました)
手相画の方は、説明が非常に難しいけど、その人の手をプロジェクターで⇒のスクリーンに映して、手相の一部を書き写して、線を道に見立てて「○○ストリート」など、道路の名前を付ける。
で、この日似顔絵を描いた人全員で一つの地図ができる…自分で書いてても意味わかんねーな!!でも、おもしろい作品だった。
その人の印象とか、その場で話したことを道の名前にしていたのだが、私の道は「音符ストリート」と名付けられてて、服の柄が音符だったからであった・・・。
この似顔絵会の様子を横で友達と喋りながらお酒呑みながら、ずっと見ていた時間すごい楽しかったな〜〜〜。
「ボタンという物が嫌い」という趣味(?)が泉さんと一致していた人は、「ボタンぎらいストリート」という名前になっていた。
服のボタンとかが生理的に嫌いで、なるべくボタンのないものを着ているらしい。初めて聞いたので、衝撃だった!
そんな感じで、1日目の夜は更けていった。
お店を出て、泊まらせてもらったおだっちの家に行ってからも、ワインなど飲み続け名古屋のローカル番組とかを見れたのもよい思い出。
そして深夜番組にPerfumeが出てたのを偶然見れたのも嬉しかったなァ!
〜2日目に続く〜
0 件のコメント:
コメントを投稿