2014年3月2日日曜日

ミスiD箱推し宣言

2月26日、阿佐ヶ谷ロフトのトークイベント
ミスiDの部屋〜スーパールーキー列伝〜
に行って来た!
(ミスiDについてはこちら
(去年行った、ミスiD2014お披露目イベントのことを書いたブログ

自分のとったメモをもとに回想録。
↓その場でざっと描いた絵も多数混じっているので、普段以上にお見苦しい点(特に書き文字の汚さやばい…)が多くて申し訳ありません。

蒼波純ちゃん目当てに気軽に行ったけど、すんげ〜濃いイベントだった!
 
トークの司会はミスiD主催の小林司さん、審査員だった竹中夏海さんと吉田豪さんだったが、平日のイベントなのにチケットは完売で、しかもゲストは蒼波純ちゃんだけが発表されてた時点で完売したらしい。要するにほとんどの人が純ちゃん目当てってことですね!
一人で行ったので淡々と孤独に見守る予定だったが、同じテーブルの人がすごくいい方で、色々喋ったりしながら見れたので楽しかった。

この日は純ちゃん以外にもミスiD受賞者や特別賞受賞者のメンバーが沢山出演したのだが、純ちゃんは小学生なので出られる時間が限られているため、(しかし、この日は純ちゃん目当てのお客さんが最も多かったからという事もあってか)一人だけ先に出てきてくれた。
しかし!誰かしら一緒に喋るのだろうと思ってたら、オープニングの時間は本当にまったく一人でいきなりポンとステージに出てきて、純ちゃん自身も戸惑っている感じだったが、戸惑いながらもなんだか堂々としているところが凄かった。

普通こんな状況緊張しちゃってワーっとなりそうなものだけど、黙々とカレーを食べたり、絵本を手に持って来ていて
「今から、絵本を読みます。『赤い蠟燭と人魚』という本です」
と発言したので、読んでくれるのか〜ワクワクと待っていたら、
「えっと・・・朗読した方がいいですか?(しますか?だったかも)」
と発言し、まさかのステージ上で黙読しようとしていたことに、びっくりした!会場全体、「ええ〜?!」ってなった。
その言い方とか、間合いとかがまた絶妙なんだよな〜。
北島マヤ的才能を感じた!(何でもガラスの仮面に例えようとする癖がまた・・・)



その後、出演者のところに名前は無かったが、ゆっふぃーこと寺嶋由芙ちゃんがミニライヴ(2曲)!知らなかったので、突然観れて嬉しかった。
ゆっふぃーもミスiDファイナリストで、イベント冒頭に今度発売の新曲「#ゆーふらいと」のプロモーションの為に来ていたのだが、今日の出演者の中で最も「正統派」のアイドルって感じがした。
あんな近くでゆっふぃーが実際に歌って踊ってる姿を観たのは初めてだったし、前に観たのはゆるキャラの曲だったから「自分のために作られた、自分のソロシングル曲」をやるゆっふぃーの「これが私の本当にやりたかった事よ!!!」というキラキラ感が眩しすぎて驚いた。
阿佐ヶ谷ロフトの、本来歌って踊る用には作られていない狭くて踊りにくそう〜なステージでも、(当たり前だが)全然手を抜かず全身全霊のパフォーマンスですごいカッコ良かった。あと衣装もすっごく可愛かったし、最後の方で流れたコメントVも非の打ち所なくパーフェクトで、ほんともう文句の付けどころなし!!
曲も爽やかで良い曲だったし、↑(Twitterの)ハッシュタグ#ポーズ、可愛かった!

あと、ゆっふぃーライヴ開始と同時に、レイチェルちゃんを筆頭に黄色サイリウム持ったミスiDメンバーの子達がゾロゾロ出てきて、そのままステージ端の関係者席に留まっていた純ちゃんと一緒にみんなでゆっふぃーにサイリウム振ってたのが仲良さそうな感じで可愛かった。


その後は、小林さん・竹中さん・豪さんが出てきて、「大人たち+ミスiD受賞者」の組み合わせでトーク。


第1部は蒼波純ちゃんで、さっきのたった一人のオープニングとは違い、大人たちの巧みなトーク力で、オーディションの時のエピソードや最近のお仕事の話などが聞けた。
スクリーンには常にオーディションの時のオフショット写真(レア!)がスライドショーで映されていて、それがまた素敵な写真ばっかりだった〜〜〜。
純ちゃんはトークの間も、適当なことをワーワー喋ったりしないで、よく考えて言葉を選んで喋ってるんだろうなと思える感じだった。
表情は終始固かったしほぼ無表情だっけど(それもいつも通りな感じだが)、大森靖子さんのミッドナイト清純異性交遊のPVで共演した橋本愛ちゃんの話の時、
自然に笑顔になっててちょっとテンションも高くなっていて、その撮影がほんとに嬉しかったんだろうな〜っていうのが伝わってきた。
「橋本愛さんはどんな人でしたか?」という質問に「意外と明るかった」と答えてたのも印象的。愛ちゃんも蒼波純ちゃんファンだったらしいから、嬉しかったんだろうな。
相思相愛ぶりがほんとにこのPVの世界みたいだった!

あと、オーディションの時に特技に「(黒柳)徹子のモノマネ」と書いてあるのにも関わらず純ちゃんは「できません」と言ってやることを拒否したので、審査員の一人で作家の柚木麻子さんが「わかった!じゃー、私が先にやるね!そしたらやりやすいよね!!」と、先にやってくれたけど、それでも純ちゃんはやらなかった・・・という話が、柚木さんなんていい人なんだ!と思ってかなりグッときた。

「最近二段ベッドにして、弟が下で自分が上にしたことを後悔している」とか、「もうすぐ中学校入学で、部活をがんばろうと思っている」(なんとか文化部という部活名だった気がするが、忘れてしまった…)
という、ほんとにほのぼのとした12歳の女の子らしい話で、第一部のトークは終了。






第二部は、新垣こづ枝ちゃん(カニのかぶり物…!)、稲村亜美ちゃん、木村仁美ちゃん、荒野もゆちゃんが登場。

一人10分くらいずつ、オーディションでのエピソードやこれからの予定などを話す。
一人一人のエピソード全部おもしろかったが、
新垣こづ枝ちゃんは、「沖縄ではナンパとかない(全員大体知り合いだから)」という話と「同級生はみんな有名になってて自分だけ取り残された気分」という話と、沖縄訛りの可愛さが印象に残った。
稲村亜美ちゃんは、元気100%でハツラツとしていて、声がナチュラルにでっかくて喋り方が圧倒的にバカっぽくて、でも体型はセクシーでほんと少年漫画に出てくる理想の女の子キャラって感じで見ていてとにかく爽快で気持ち良かった。
竹中先生がオーディションで亜美ちゃんを見た時「キタキタキター!馬鹿キター!」と思ったという話(しかもその言い方がものすごい力入ってた)も印象深い。
木村仁美ちゃんは、一番↑の似顔絵が似てない…。友達に似ててすごく好きな顔なのに全然似せられなかったのが悲しい。自分の世界が確立されていて、やりたいものがはっきりしてるんだろうな〜というのが伝わってくる子だった。
荒野もゆちゃんは、前に写真で見た時は前髪があったけど、オデコを出してたのがとにかく素晴らしかった!!!圧倒的に美人オーラに磨きがかかってた。
そして最終面接で泣いてしまった話から始まる女ドルヲタとしての熱い語りもよかった…もっと聞いていたかったな。
審査員だったバニラビーンズのレナちゃんが大好きだそうで、オーディション前日に最前で見てたから翌日にミスiD選考会場で遭遇してちょっと気まずかった…という話もよかった。
(あとすごいどうでもいいんだけど、その時の「最前」の言い方が、財前直見の「財前」と同じアクセントだった事が印象的。この人バンギャ出身かな〜と思った)


第三部は、中村インディアちゃん、ひのあゆみちゃん、藤井さやかちゃん、文月悠光ちゃん、真山朔ちゃん


このセクション濃かったな〜!


まず、中村インディアちゃんは、踊りながら客席を練り歩いて、しかもセーラー服!というのっけからものすごいインパクトだった。
その踊りがまた超〜セクシーだったし、セーラー服が単なるコスプレのちゃっちい感じじゃなく、絶妙に似合ってた。
小柄で全身がキュッとしてて、顔も可愛らしくて声も甘くて、とにかく男だったら一発で参っちゃうだろうな〜!という感じだった。
ナチュラルボーンモテ、圧倒的なモテパワーを感じた!
でも、、
結婚してるんだよね〜〜〜!

その結婚している事実が最終審査で物議を醸した話から、最終面接での彼女の感動的なスピーチで、女性審査員は全員満場一致、男性審査員は「(受かったら離婚する覚悟とインディアちゃんが発言したので)旦那さんのためにも合格させちゃいけない!」と大反対、と、男女で大きく意見が分かれたという話も面白かった。
お披露目会で聞いた時から思ってたけど、東京オリンピックの前に、東京にキャバレーを作りたいという構想も本当に素敵。ダンサーと踊り子の違いの話も、軽くしか触れていなかったけど、もっとちゃんと聞いてみたいなァ。
インディアちゃんは、その場でバンと爆発するというよりも後からじわじわくる魅力がある感じ。気がつくとインディアちゃんの事を考えていて、いつの間にかハマっている。また踊り観にいきたい!

そして、オーディション時の写真もお披露目会の時も物凄いインパクトだったひのあゆみちゃんは、なんだか優しい雰囲気になっていて可愛らしい感じだった。いつ踊り出すかと楽しみにしていたけど、この日はパフォーマンスタイムはなかった。
声の感じと関西弁トークがUAに似てて(あと顔もちょっと似てると思う)、アイドルに対する「好き」とはまた違う、普通にこの子と友達になりたいな〜と思う気持ちが一番強いのがひのあゆみちゃん。ユニット「ひめむすひ」のこれからも、本当に楽しみ!

インディアちゃんとまた別の意味でじわじわくる魅力だったのが、藤井さやかちゃん。
12年間引きこもりだった事をサラっと話し、メンヘラじゃないですよ〜と言いながらも、大森靖子さんと同じタイプの「自己分析力の非常に高いメンヘラ」感があった。
そしてこの子も、物凄〜〜〜く色っぽかった!
壇蜜が大好きというのも納得だったが、壇蜜が切り開いた道を更に進めてくれそう。壇蜜は三十代だけど、二十代でこういう湿気のあるエロスのポジションの人意外といないから、期待!
なんとなく星新一の世界に出てきそうな(まさについ先日、星新一スペシャルドラマで壇蜜が出ていたが)無機質な顔と雰囲気もすごい好きな感じだった。

文月悠光ちゃんは、詩人の世界に風穴を開けたいという気迫が伝わって来た。あくまでも自分自身も「アイドル」として、詩を詠むということが重要なんだろうな。帰りに物販で購入した、ミスiDファイナリスト全員、1人ずつにあてて書いた詩集が素晴らしかった!
その詩集の話の時、ひのあゆみちゃんが「あれほんと嬉しかったーーー」と言ってたのも印象深い。

真山朔ちゃんは、この日本にいま何万といる「青柳文子ちゃんに憧れる女の子」の中で最も青柳文子ちゃんに近づいた子なんじゃないかと思う。ほとんど笑顔がなく怯えたような表情だったのが印象深い。ミスiD2014の伝説のカップリング、ユキサクが見られなかったのが残念(水尻ユキさんが卒業旅行中のため)。

あと、第二部は十代の子も多くソフトドリンクを飲んでる子が多かったのに対し、第三部(特に上手側、インディア・ひの・藤井の並び)は、普通に飲み会みたいになっててガンガン飲む子ばっかりなのが面白かった。他の子が話してる間もすごい勢いで飲んでいた!


ラストの第四部は、ついに登場レイチェルちゃん、マチルダちゃん、細川唯ちゃん、遅れて登場した小野口真央ちゃん。



細川唯ちゃんは、お披露目会の時に涙をみせていたのが、あの日のイベントで(蒼波純ちゃんは別格として)最も印象に残っている出来事。
この日も「こないだ雪の日帰れなくてめっちゃ歩いて、疲れてたしなんかものすごいイライラしてたんですけどー、こんな事じゃいけない歌って明るい気持ちになろう!って歌いながら帰りました。その歌を歌います!」と言っていきなり歌い出していた。
(レ・ミゼラブルの中の歌だったけどタイトル忘れてしまった)
「大好き〜」みたいな歌詞を、隣のレイチェルちゃんに向かって歌ってて、レイチェルちゃんが照れてたのが可愛かった。
細川唯ちゃんは、作詞作曲や脚本執筆など本当にいろんな事が器用にできちゃうので、色々任されて、自分だってアイドルを目指してるのに他人のことばっかりやって、私何やってんだろう?なんかもうヤダ!とお披露目会前日に思ったと言ってたのがすげーリアルで印象的だった。
お披露目会の時も思ったけど、そういうドロドロした気持ちを全く隠さない所が人間くさくてステキ。

小野口真央ちゃんは、選考委員コメントにもあったが、他のギラギラした面々(蒼波純ちゃんを除く)に比べちゃうとどうしてもちょっと印象が弱くなってしまう。でも本人も「写真のお仕事がくればいい」と言っていたから、アイドルとしてやっていきたいというより、明確な目標があるんだろうな。

みんな大好きレイチェルちゃんは、この日も場の空気を一人で持っていっていた!特にこういうファンとの距離が近い場だと、彼女の本領発揮という感じだった。
前に観た時と髪型が変って黒髪ショートになっていて、中性的魅力に磨きがかかっていた!

隣のマチルダちゃんの、ガーリィな感じと対照的でよかった。マチルダちゃんはほんとに天性の愛想の良さって感じで、誰が見ても納得の引き込まれる顔。
蒼波純ちゃんがいなかったらこの子がグランプリになってたんじゃないかなーと何となく思っていた。
しかしオシャレキャラという事になっているので、女性誌のインタビューで「このスウェット高いやつです(本当は安物」と何となく嘘ついちゃったって話が可愛かった。

最後に私物をプレゼントという企画があるのだが、マチルダの私物はコレでーすと紹介してる時に「欲しーい!」と叫んだ男性がいて、その人に向かって「あげるー!」と答えてたテキトーさもまたよかった。(抽選だから勝手にあげちゃダメなのに!)
その時の「あげるー!」の笑顔がまた可愛かったんだよなァ〜。


最後には、前述の出演メンバー全員からの、私物プレゼント大会!
ドリンクやフードを注文すると抽選券がついてくるという仕組み(上手い)。
なんと私は、2つも当ててしまった・・・!
一人で2つ当てるってかなり申し訳なかった・・・勿論、私が戴いたんだから、他の人に譲ったりはしないけどね!!



1つは荒野もゆちゃんのイラスト入りクリアファイル&生写真&激レア眼鏡なしで撮ったプリクラ!(ネットで拡散しないでって事だったので載せてません)
絵、普通に上手い・・・!
今流行りのタッチというよりは90年代少女漫画的なちょっと懐かしい感じのする絵。
プリクラの眼鏡なし素顔も可愛かったけど、眼鏡+デコ出し髪型がほんとに綺麗だったので、あのスタイルでいってほしいな〜。






もう1つは真山朔ちゃんの、ベアブリックのキーホルダー2つ。

←スーパーマンの方は腕が取れちゃってるのだが、楽屋で蒼波純ちゃんと遊んでる時に取れちゃいましたーと言っていたので、そのエピソードも込みで頂きました。


お二人ともプレゼントを渡してくれた時に至近距離で見たら本当〜〜〜に綺麗で華奢で可愛くて、単純な人間だから、「近くで見た」というだけであっさりファンになった。










つーか、このイベントと前回のお披露目イベントに行ったことで、ミスiDの子たちに対する思い入れが過剰に大きくなってしまったな〜。
アイドルグループは世の中に沢山いるけど、オーディション会場の風景(この日スライドショーで流れていた写真)まで見ることなかなか無いし、この日の1人1人の持ち時間は短かったが、それぞれの個人エピソードを聞くと、本当に全員に幸せになってほしくなっちゃう。浅ヤンによってモー娘。にハマった心理と同じかも。

しかも今この日本でアイドルになろうとするような子は、アイドルが女の子たちのリアルな感情の動きやドキュメント性を見世物として見せていく存在であることにかなり自覚的なんじゃないかと思う。
私はアイドルには天上人でいてほしいと思ってるし、人間的なドロドロを見せつけられるよりはステージ上での輝く姿を見たいと思ってる方だったけど、この日のトークで「アイドル」を目指す女の子達の、種々多様な欲望の形と自己実現に執着するむき出しの姿に胸打たれた。
こういうコンテストに出て「アイドル」を目指すということは、容姿で判断され他人と徹底的に比べられ順位をつけられ、ネット上で心ない誹謗中傷をうけ、本当に想像を絶する茨の道だと思うが、それらのマイナスを上回るくらいの自己実現欲・自意識の強い子たちが一同に揃っていて、美少女・美女たちの「輝きたい」という欲望はそれだけでなんて美しいんだろうか!と思った。
この日出演していなかった子たち1人1人にも、ギラギラした物語があるんだろうな。
蒼波純ちゃん推しだったけど、イベントで見て、他のみんなの事も大好きになった。
つーか、あんなの見せられたら好きにならざるを得ない!
そしてそんな中でグランプリの蒼波純ちゃんだけがそういった自意識や欲がゼロで(それは誰もが一目見たらわかる)、だから誰からも嫉妬とかネガティヴな空気が出ないんだろうなーとも思った。
とにかく、女の子たちのパワーに圧倒された日だった。


そして帰り際にもう一つ事件!
オーディション時に「希望者のみ」水着審査があったらしいのだが、なんと蒼波純ちゃんも水着写真を撮っていたということで、それをこの場だけで一瞬スライドで公開(勿論お母様の了承の上で)していたのだが、その写真の衝撃、
「見てはいけないものを見てしまった感」が凄かった・・・。
全身像は罪深すぎてとても描けないので、肩から上のみ。








※追記
この日、先に帰っていた蒼波純ちゃんに渡して下さいとお手紙とI♡IDOLを小林さんに渡していたのだが、後日、純ちゃんが本と一緒に撮った写真をツイートしてくれていた・・・!
感無量!!!




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