2013年1月28日月曜日

もふくちゃんとでんぱちゃん(メディア/アイドルミュージアムのこと)

1月26日、埼玉SKIPシティでの、
メディア/アイドルミュージアム
http://mediaidol.net
トークイベント「アイドルポップスの楽しみ方」(出演:もふくちゃん、松井寛氏 司会:南波一海氏、岡島紳士氏)
&でんぱ組ミニライヴ

に行ってきた〜〜〜。



埼玉って聞いた瞬間すごい遠いとこイメージしてたけど、意外とそうでもなかった。
駅からのバスが少なくてちょっと不便というくらい。
バスから降りてからも少し歩いたが、同じバス内に明らかにでんぱ組目当ての男性が1人いて、その人の後ろをついていって、広大な敷地にすごい大きくてバブリーな感じ(いかにもバブル期に公共事業で建てられた、ムダにでかい箱という感じだった。そういう場所結構好きだが)の建物がいくつかあり、整理券無事入手して先に着いていたでんぱ組ヲタの女性(長身美女)と合流した。


(お茶してた休憩スペースみたいなとこにいた、NHKのキャラクター。何これ?!と思ってたが、あとから「モノランモノラン」という今はもう終了してる人形劇のキャラクターだとわかった。しかも実際に使われてた人形で、これだとわかりづらいけど人が中に入る着ぐるみタイプのやつで、かなり大きくてインパクトあった・・・)





この「アイドル文化をメディアの進化とともに辿る」という企画展自体結構楽しみにしていたが、何かきっかけないとあんな遠くまで行かれないな〜と思ってて、ちょうど見たいトークとライヴがやるという日だったので向かった!

展示が予想以上にすごいおもしろくて、常設展+企画展で常設の方が若干ボリューム多かった。企画展示はわりとアッサリした内容だったけど、イベントとあわせて見るならこれくらいの方が見やすいのかも。
この日は時間なくて常設展はざっとしか見れず、アイドル展の方も年表〜PVの辺りはあまりじっくり見れなかったけど、あと最低1回は来る予定だからその時ちゃんと見たい!

しかし、特にアイドル好きでもないカップル客(普通に映像ミュージアムを見に来たと思われる)が、IDOL EYES(アップアップガールズ(仮)のメンバーが頭部にカメラをつけて歌い踊ったライヴ映像を、そのメンバーごとの視点で見れる!かなりおもしろかったし画期的だと思った)のところで、
「これはこの為に作られた架空のアイドルとかじゃなくて、本当にいるグループなんですか?」
と、係の人に聞いてたのが印象的だった!そう思う人もいるんだなァ〜〜〜。
思わず普通に大きい声で「いるいる本当にいるよ!!」と言ってしまったが、その人は無視していたな・・・。
あと、こういう公共施設にありがちなおそらくボランティアと思われる初老〜高齢の案内係の方々に色々と展示の説明をされる、という状況がなんかシュールだった。


後から来たももクロで知り合ったアイドル好きの女子(カワイイ)と合流して、一緒に観れることに。
実はこの子と一緒に観れたのが正直、このイベントで一番嬉しかったポイントかもしれん・・・!
なんか色々喋りながら観るのって楽しいし、お家でニコ生見てたらできない事だもんなァ〜。
Aちゃん本当にありがとう!

トーク&ライヴ会場に入場したら下図のような感じで、ステージが客席よりだいぶ低い位置にある+でかい柱があるという構造で、み、見えづらい〜〜〜!!



トーク中は着席(というか床に座る)という決まりだったのでまだ見えたが、ライヴ始まって全員が立ったら、私の位置以外でも多分ほとんどの人がほぼ見えなかった。
まー、でも、トークの内容はおもしろかったし、図のようにスタッフ用モニターがすぐ前にあって画質も綺麗だったのでいろんな角度で見れたりして、結果的には私は満足だったが。

トークはまずもふくちゃんセレクトのアイドルポップス10曲(時間の関係で全曲は触れなかったが、怪盗少女も入ってた)を中心に、アイドルポップスになぜハマっていったか?などのお話。
12歳年上のお姉さんの影響で80年代のアイドル音楽も聞き込んでいて知識豊富だった。そういうところで土壌が作られたんだなー・・・・と納得。

もふくちゃん、可愛かったなァ〜〜〜。
←(私のいた角度からはずっとこんな感じで横顔が見えていた)
私は聞き手(MC)としてのもふくちゃんしか見た事なかったので、その時はとても聡明で冷静な印象だったが、自分の事(好きなもの)について語る時のもふくちゃん(いい意味で)キモくてかわゆかった!
家の決まりでクラッシクしか聴けなかった幼少〜思春期→レコード屋解禁で初めて入ったお店でたまたまかかっていたファンクとの衝撃の出会いにより、雛が孵って最初に見た対象を親と思うように黒人音楽フリークに→ハロプロにはまりハロヲタになる


という流れ、すごいおもしろかった!「アイズレー・ブラザーズはでんぱ組っぽい」という本人の主張も。
そういう人が、今でんぱ組をプロデュースしてるって本当おもしろいな〜〜〜とつくづく思った。

(これはモニターに映ってた正面顔を見て描いたやつ)→

あと、メロン記念日ライヴでのヲタの人との一体感がライヴとして理想型と言ってて、でんぱの曲も合いの手・MIX・コールが打ちやすいようかなり作曲家に口を出しているという話も結構衝撃だった。「多分(作曲家の方からしたら)私すごいうるさいですよね・・・」と言っていたが、それに対して松井さんが作る側として「やりたい事がハッキリしている方が曖昧にダメ出しされるよりむしろやりやすい」と答えてたのも印象的。
あと!もがちゃん加入時のエピソードもおもしろかったなァ〜〜〜!
「モー娘にゴマキが加入した時ぐらいのスタンスでいたんです!!!」という主張。
そして「毛色の違う子・・・物理的に毛の色が違う子を入れようと思いました」という話とか!

もふくちゃんセクションの後に続いて、松井寛さんの手がけた様々なアイドルポップスを紹介しつつ各曲についてのお話。
各曲聴き比べると「驚くほど一貫性ありますね〜!」と南波さんも言っていたが、本当にそうだった。御本人は「進歩がないんですね・・・」と謙遜して仰っていたが、はじめから物凄く完成されてたってことなんだろうな〜。そして今も全く衰えなく、第一線で活躍中というのが凄い。
あと、昨日ちょうど南少のことを思い出してて色々動画見たりしてたから、南少の曲も手がけていたというのがわかって衝撃だった!(wikiによると「MILLION KISS」の編曲だったが、どういう曲だったか思い出せない・・・)

はじめに東京パフォーマンスドールの曲からかけていたけど、あの90年代初期の「歌・ダンスともに格好良くて本格派路線」が流行っていた空気感を曲と共にハッキリと思い出した。
そう思うと、今は「今現在流行っているアイドル曲」というジャンルに絞っても一見同じようなものばかりに見えて実は色々なテイストがあるんだな〜と改めて思った。
技術の進歩もあるのだろうけど。
「笑顔YESヌード」の話の辺りでもふくちゃんがミキティの素晴らしさについて熱く話してて「きっとこの話本気で始めたら何時間もかかるんだろうなァ・・」と思った。
この辺からモー娘の曲がカッコイイ路線になりはじめて、ミキティの声にああいうテイストの曲すごい合ってたな〜って懐かしく思い出した。
(あと、この時は女性アイドル中心だからかかってないけど調べたら東方神起の曲のMIXも手がけられてることがわかった!聴いてみたい!!)

そんな感じでトークは終わり、少し休憩が入ってから、いよいよでんぱ組ライヴ!
しかし・・・予想通り、全然見えね〜〜〜!!!

でもモニターを見て楽しんだり(スタッフ用のモニターをこんなにも見るって事あんまりないなと思って、わりと面白かった)、たまに図のような感じで、端っこに来てくれるとよく見えたので、「うおお!」ってなったりした。
こういう見方も、たまにはイイかなー・・・と。
そして初めて生で聴いた(ほとんど見えてないから、「見た」というより「聴いた」という感じ;)「W.W.D.」は、こんな状況でもやっぱり泣きそうになったし、もっとしっかりパフォーマンスが見える状態だったら号泣してたかも。やはり素晴らしい曲だった。

あと、一番好きな曲の「くちづけキボンヌ」が最後に聴けたのもよかった。


家でUSTとかニコ生で見てたとしたらこういう「見えない〜!」という種類のストレスは感じないかもしれないが、どんなに見え辛くても、やっぱり生で見るのとは全然違う。ヲタの皆さんの盛り上がりが加わっての臨場感もあるけど、とにかく実際に眼で見るのと画面を通して見るのは情報量が違うな〜当たり前だけど。
と、モニター8割・実物2割くらいの割合で見ていた今日のライヴで、改めてそう思った。

とにかく、新衣装が・・・!可愛かったァ〜〜〜!!
はじめは握手会参加する気あまりなかったのに、衣装を間近で見たくてCD買ってしまったわ!
でも実際に本人を目の前にすると可愛すぎてアワアワして、衣装とか見ていられなかった・・・。


そしてイベント終わってから、別の友人と合流してもう一回展示を楽しんで(女子流と℃-uteが振付けを教えてくれて、なんと合成で自分自身が画面に入れるその名もbe the Idolというすごいタイトルの体験型展示を友達と一緒にやってみた。横をガンガン人が通ったりするので恥ずかしかったが、それを考えないようにして踊りに集中すると気持ち良かった!しかし、その友達はすぐできてたのに私は全然動けなくてわりとショックだった・・・)、展示室を出ようとしたら、ちょうど出口の所のイベント出演者がサインを残す壁のところで、でんぱちゃん達がサインしているところだった・・・!
私服マジ可愛かった!!!
その場にヲタ10人くらいが出くわしていたが、誰もがっついてなくて素晴らしかったなァ。
ピンキーちゃんがbe the Idolやっていたり、展示されているでんぱ組チェキの前で本人達が記念撮影していくのをそっと覗いて、帰った。よい思い出。
その壁のサイン!(ここだけ撮影可)


あと、ここで見てる時に、私服のメンバーが去って行くのを見守ってたヲタの中の1人で、わりと可愛くてオシャレな男の子が「あ〜〜〜みりんちゃんほんと可愛い!!!俺もああいうメガネ買おうかな…」(みりんちゃんが、アラレちゃん的伊達メガネをかけてた)
と、冗談っぽくじゃなくてわりとマジな感じで言っていたのが印象に残っている。
性別を越えて「好きなアイドルと同化したい」と思う気持ち自体が興味深い。
私自身には全く無い精神性だからかも。



0 件のコメント:

コメントを投稿