2014年6月13日金曜日

2MC&1DJになったライムベリー




2014年4月はライムベリーが復活し、エビ中武道館公演があり、道重さゆみ嬢がモーニング娘。卒業を発表した怒濤の一ヶ月。

しかもライムベリー復活ライヴの日(4月27日)は自分の誕生日だった!
でも誕生日ということが霞むくらい慌ただしい1日で、おそらく32年間で一番忙しい誕生日だった・・・(人生の最初の方、生まれたばっかりの頃のことはもちろん記憶にないが自分よりも周りの方が慌ただしかっただろう)。
この日はももクロのファンクラブイベントat西武ドームもあり(ライムベリーの発表前にチケットとってた)、渋谷→西武球場前の移動距離にドキドキしたが、ももクロ数曲聴き逃したけど何とか両方行けたし、
更に欲張ってこの日最終日だった恵比寿の宇野亜喜良展と、京橋の早見あかりCOVER PHOTO Byアキタカオリ展も行った。
どちらも素晴らしい展覧会で、多少無理したけど何とかこの日に観ることができてよかった。
自分への誕生日プレゼント(という言い訳)で宇野さんのタロットカードとあかりん表紙のPhatPHOTO購入した。

↑シス書店さん入り口。椎名林檎様「蜜月抄」の原画がいきなり展示してあって盗まれないのかな〜!とびびった・・・!

この日の私の行動、
渋谷(ライムベリーLive 1部)→恵比寿(シス書店・宇野さん)→渋谷(ライムベリーLive 2部)→京橋(あかりん写真展)→西武ドーム(ももクロ)
という流れ。
文字で書くと簡単だけど、移動だけでマジ疲れた!!!
(京橋から西武ドームの間が特に長い)






しかしこの大事な日、ライムベリー復活一発目のライヴに
私、安定の遅刻!!!!!
(前の日どきどきして眠れなかったというしょうもない言い訳)
泣きながら渋谷O-nest(今はTSUTAYA O-nestという変な名前)に向かって、ももクロのイベントも3年前にここで観たんだな〜と思い出したりした。
入ったら1曲目がちょうど終わるところで、数ヶ月ぶりに観るライムベリーは既に3人の形態でステージ上に存在していて、フロアをガンガンに盛り上げていた。

ライムベリーはMC YUKAが脱退し、2MC&1DJ体制になった。
3人体制になった一発目の瞬間を観てどんな気持ちになるだろうかと非常に複雑な気持ちだったが、遅刻して駅からダッシュしたことでいろんなモヤモヤが振り払われたみたいで(遅刻のポジティヴな捉え方)、わりとスッと観ることができた。
でもやっぱり、YUKAちゃんのパートを他のメンバーが歌っていることや、新しく書き直されたリリックなどを聴くと「噫、ほんとうに新体制のライムベリーが始まったんだ…!」と現実が迫ってきて、自分の心が追いつかなくて混乱した。
そんな中、MAGIC PARTYで今までYUKAちゃんパートだった部分で
DJ HIKARUパート「キラッキラ☆ DJです!」が聴こえてきた時の衝撃・・・!


え、今?!キラッキラッて言った?!?!ままままじで?!
と、私はアワアワしていたのに、DJ HIKARU推しの友人が、二部のライブで早速「キラッキラ☆」の部分の動き(手をクルクルと振る。キラキラ星って感じで可愛い)を振りコピしていた順応の速さもまた別の衝撃だった。
新曲「WE ARE BACK」と「IN THE HOUSE」もこの日初公開で、2曲も新曲が披露されるというだけでも吃驚なのに、両方とも超カッコイイ曲だった。
2MCになって担当パートが増えた上に、立て続けの新曲(この日から1ヶ月半後の6月8日にまた別の新曲が発表された。それも凄い曲!)、メンバーの努力は想像を絶するものだっただろうし、それだけ「このグループを続けたい」という意志が強かったんだと感じさせられた。
色々な大人の事情はあるかもしれないけど、とにかくステージの上の彼女達は輝いていた。
物販列はものすごい人で混み合い時間がなかったのもあるけど、ステージ上の彼女達を観ただけで充分に満足したので、この日はチェキ撮影せずに出た。

                                          <IN THE HOUSE>

          
                                         <WE ARE BACK!>


この27日以降の、復活後のライムベリーライヴは私は通算5回(IDOL NEWSINGイベント、TAKENOKO祭、アイドル甲子園、下北沢サウンドクルージング、渋谷BrandNewDay、全て思い出深い現場)
しか観てないけど、その5回の間だけで、3人がすごいスピードでぐんぐんと成長していっていることがわかる。

冒頭に書いた4月のアイドル事変で、突然家の中でうずくまって泣き出してしまこ(猫)に心配されたりしていたが、
この十代の少女達の前進するスピードの速さ、過去なんて見てない、キラッキラした目で未来を見据えて進んでいく態度が、自分もメソメソしてる場合じゃないな〜と思わせてくれた。
(←画像は見守るしまこ)


MC YUKAは本当に唯一無二の存在だったし、彼女が欠けてしまったことはものすごく大きな損失だと思う。
でもそれをきっかけにして、今までと違う段階に入り新生ライムベリーとして生まれ変わったという感じがした。
グループから1人抜けてこれからも続けますっていうだけじゃない、全く新しいものとして変化しているように思った。
一番最近観たライヴで、上記の新曲に加えて既存曲が新しくアレンジされた「R.O.D(HARD)」も観たが、クレイジーで凄かった。
日本でアイドルがラップをやるっていったらどうしても「ユルさ」とか「可愛さ」が前面に出てきそうなものだけど(可愛さはもちろん充分にあるが)、ライムベリーが体現してるのは(まさに新曲タイトルも「IDOL ILLMATIC」だけど)、狂気的で病理的な何かじゃないかと思う。
4人の時からずっとそう思っていたけど、新しい段階に進んだことでそのことがより明確になった。

復活ライヴには以前よりずっと多くの女性客がいたし、これまでのアンダーグラウンド感が薄まってより多くの人がライヴに足を運びやすくなりそうだなという感じがした。
でもその事によって失われるものもあると思うし、これからどうなるかは全然予想がつかないけど、これからもささやかにそっと見守っていきたいなーと思います。




(4/27帰宅後すぐに描いた絵)



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