２０１４年２月１１日は、
今思い出しても、本当に現実だったのかと疑うくらい夢のような日であった。
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何回もチケット争奪戦に敗れていたが、急遽ももクロのバレンタインイベント
※正式名称：
ニッポン放送開局６０周年記念 ももいろクローバーZ
ももクロくらぶxoxo 〜バレンタイン DE NIGHTだぁ〜Z！
２０１４
at 横浜アリーナ
チケットを譲って頂けることになったのに、最悪のタイミングで携帯壊れて連絡の滞りなどでご迷惑おかけしてしまったが、なんとか無事横浜アリーナに辿り着いた。
（本当にすみませんでした…）
そして行ってみたら幸運なことに、今まで大きな会場で観たももクロライヴの中で、最も良いお席だった・・・！
ステージ下手側のスタンド席で、横から見る形だが全体がよく見えて、わ〜こんな見やすい所で生で観るのいつぶりだろう、初めてももクロが横アリでやった時以来かも！と思った。
開演前から超テンション上がったのは、セットがものすご〜〜〜く可愛くて好みだったこと！
FCイベントのあーりん回に次ぐ素晴らしさだった！
絵のようにメインステージの両脇にあるスクリーンが赤いリボンと電飾で縁取られていたのも可愛かったし、ステージ中央の細長いスクリーンにはじめはメリーゴーランド風のアニメーションが映されて、曲に合わせていろんな色に変ったりして素敵だった。
更にその後ろにもキラキラした装飾があったり、ゴージャスだけど全体的には可愛らしく、子供部屋とかおもちゃ箱みたいな感じもあり、ももクロにとっても似合っていた。
そしてこの日の最初の衣装が、日経エンタテイメントの写真で（他でも着てたかも？）着てた衣装で、すごい好きなやつなので生で観られて超嬉しかった！！！
何と言っても、コルセット風になっている所が素晴らしい。コルセット愛について語り出すと長くなるので省くが、あーりんだけこの衣装の姿を観られなかったことが本当に残念。
それはなぜかと言うと・・・
既に様々なメディアで報道されているが（わかりやすいのはナタリーの記事）、あーりんは骨折のため「あーりんロボ」の衣装。
ロボには色々なバージョンがあるが、このイベントの日は「あーりんメガコップ」（ロボコップに限りなく近かった）になっていた。
レア感は凄かったけど、普通のカワイイ衣装のあーりんも観たかったなァ〜〜〜。
しかし双眼鏡でまじまじと見たが、ロボ衣装は細部までよくできていてクオリティ高かった。
ステージセットだけじゃなく、こんな所にも豪華さが表れていた・・・！
ちょうどミライボウルのことを考えてたから、２曲目でいきなり聴けて嬉しかった。
５人のミライボウルはいつも切なくて泣いていたが、この日はなぜか大丈夫だった。
（あーりんロボが登場したばっかりでまだ衝撃で、みんなも歌い踊りながらあーりんの方を見る時ちょっと笑っちゃったりしてる所を見たからかも。ほんとに楽しそうだった！）
何よりも初めて横アリのステージに立つももクロを観た時「あ〜〜〜やっぱりももクロにはこの会場大きすぎるなァ」ってどうしても思っちゃったけど、この日は全くそう見えず、「横アリが彼女達にちょうどいいサイズ」に感じられたのが感動的だった。
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そして・・・！シークレットゲスト（メンバー達にも内緒）で、
みっちゃんこと清水ミチコが登場！！！
まさかみっちゃんが観れるなんて思わなかったから、嬉しすぎて叫んだ！！！
（隣の人、初対面の方だったのにびっくりさせちゃったかもな・・・）
みっちゃんは始めから終りまで１００％エンターテイナーで、本当に素晴らしかった。
ももクロとは以前にザンジバルで共演していて、その時の楽屋でのエピソードを話したりした後に、何とモノマネを伝授！
杏果には「（大山のぶ代時代の）ドラエもん」と「ラッパの音」、
しおりんには「平野レミ」、
れにちゃんには「美輪明宏」（「押せばオーラの泉わく〜」という台詞でまた爆笑）、
夏菜子には「森山良子の『ざわわ』」
あーりんには「FAXの音」
が伝授され、この謎のチョイス何・・・？と思ったら、最後にみっちゃんの「大竹しのぶ」も交えて、この６人７種で「ドレミの歌」になっていた！
（ドラえもんのド、レミのレ、美輪明宏のミ、ソプラノ声の森山良子のソ、FAXのファ、大竹しのぶのシ！こうして振り返ると森山良子だけ断トツに強引だな）
みっちゃんが教えたモノマネを素直にやるももクロちゃん達、ステージの上に大好きな人達しかいない！（書き忘れていたがこの日の司会のニッポン放送アナウンサー、ゴボウこと吉田さんも大好き）
という、夢のように幸せな時間だった。
ももクロお着替えタイムの間に、みっちゃんのショータイムがあり、定番のネタやなんと新曲（しかも今しかできない、サムラゴウチ氏ネタ）！までやってくれて、盛り沢山だった。
「私は今日、全身の中で一カ所だけももクロファンであることを表しています！それは…」
と言って５色に塗られたネイルを見せてくれた様子（もちろん肉眼では見えないのでスクリーンを見たが）、ほんと〜〜〜に可愛かった！
あの手が今の素晴らしいピアノの音を奏でてたのか〜〜〜
と、感慨深く思いながら画面を見た。
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みっちゃんのコーナーの後は、れにちゃん＆杏果の推され隊に始まり、あーりんソロ、夏菜子ソロ、しおりんソロが続いた。
推され隊を生で観たのも初披露の横アリ以来だったかもしれない。
やっぱ盛り上がる曲だな〜！と思った。
衣装がニット帽とかのカジュアルっぽい感じで、２人の衣装がともに緑と紫が２色共入っていて、コンビ感出ててよかった。
そしてなんと、私のすぐ脇の通路（通路脇の一番端っこの座席だった）を推され隊の２人が駆け抜けて行ったのだが、その時メインステージであーりんソロが始まる瞬間だったので、完全に見逃した。
２人の後ろ姿だけがチラっと見えたのが印象深い。
あーりんソロは、怪我してるしまさか聴けると思わなかったが、勿論いつものダンスではなくロボット的な動き。しかし骨折直後にあんなに動いて大丈夫なのか・・・と思ったが、無理させるわけないだろうし、治ってるからこそあんな事がやれるのかな？とも思った。
続いて夏菜子ソロの「太陽とえくぼ」も本当に久し振りに生で聴けた〜！
目の前（反対側のスタンド席）の客席の一部にぽっかり空いてる空間があって、あそこで誰かやるんだろうな〜と思っていたら夏菜子だった！
距離は遠いけど、真正面で見れて嬉しかったし、小さく見える姿がオルゴールのお人形みたいで可愛かった。
そして！
前述のすぐ横の通路に、何やらカメラが沢山寄って来たり不穏な動き・・・こ、これは・・・と思ったらやはり！私の席のすぐ横に
しおりんが来た！！！
しおりんは緊張感があんまり顔に出ない人だと思っていたが、やはりソロの前（しかも場内の通路を練り歩きながら歌うという難しい所だからか、周りのファンに手を振ったりもせず「必死」な感じの表情をしてて、しおりんのそんな顔をあんなに近くで見たのは初めてだったからすご〜〜〜くドキドキした。
でも、曲が始まったらパァ〜っといつもの笑顔になって、みんなに手を振っていて、スターだなァ！と思った。
移動中の様子をスクリーンで観ていて何か既視感あるな〜と思ったら、この曲は衣装が８０年代風で曲調もちょっとレトロな感じなので、「ベスト・テン」とかの生放送で歌手が色々な場所で歌うやつを連想してたんだ！と、後から気づいた。
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ユニット＆ソロ曲コーナーの後は、ラジオの公開録音っぽい企画「ラジオドラマ」があった。
みんな臙脂色のTシャツ＋ジャージというダサい格好で、
杏果が映画の主演が決まる
↓
タイトルに『吉祥寺』という言葉が入ってるので滑舌の悪い杏果はできないんじゃないかとみんな心配する
↓
杏果、やはり主役できなくなる
↓
松本明子が突然登場してみんなを元気づける
↓
なんやかんやあったが皆仲良し！という感じでキロロの「BestFriend」を歌って終わる
ざっとまとめるとこんな感じのお芝居だったが、物語なんてあってないようなもの、
とにかく「杏果の滑舌いじり」と「Best Friendの歌詞にマジで照れる５人」が、スゲ〜〜〜可愛かった！ということだけ！！！
私も「吉祥寺」ってたまに言えない。
松本明子はニッポン放送で番組をやっている絡みで出ていたようだが、電波少年を思い出して懐かしかった。そして本物の夏菜子の衣装を着て（！）登場していたのだが、夏菜子の衣装が入る体型だって事にびっくりした！（そっくりなやつを作ったのかと思った）
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ドラマコーナーの後は、なんとすごろくコーナー！
ステージ全体がマス目、ももクロがコマになっていて、サイコロではなくルーレットで出た数字の分進むのだが、そのルーレットのボタンを押すのが「会場の観客の中から席の番号でランダムに選ばれた５人」という衝撃のルール。
その５人はセンターステージ上（すごろくのマス目だと『７』）に上げられ、７のマス目を通る時は全員一発芸をやってから、ルーレット係の５人とハイタッチして通るというルールで、その５人の一般客マジ羨ましかった〜〜〜！
スゴロクのマス目ごとに今までのももクロのいろんなエピソード（「しおりん唐揚げ食べられ激怒事件」とか）が出て、皆がそれについて好き勝手に喋って、結構ダレそうな感じもあったが、「５人が楽しそうにわちゃわちゃしてるのが好き」な人にとっては楽しいコーナーだったと思う。
トイレ行く人も多かったし実際行きたくなるのもわかるユルい時間だったが、とにかく「５人がすごろくのコマになってる」というビジュアルが可愛くておもしろかったので、私は飽きなかった。
みんなの楽屋での雰囲気を見てる感じだったなァ〜。
でももし映画館でライブビューイングで観てたらすごいダレただろうな…と思った（実際そういう感想ツイートとかも見かけた）。
DVDとかと違って、早送りできないしね。
れにちゃんが「川上マネージャーに怒られる」というマス目が出ちゃって、スゲ〜勢いで怒られててマジでガックリしてた（↑の絵のようなポーズで）のが可愛かった。
あと、夏菜子が「１」とか「２」しか出なくてみんながバンバン進む中１人だけ遠くて、途中スネてたのも可愛かった。
とにかく「可愛い」しか出て来ないコーナー！
私そもそも双六というもの自体が好きなんだよなァ。ももクロ双六、商品化してほしい！
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すごろくコーナーのあとは、衣装替えがありセンターステージでライヴ再開、
この時の３曲（サラバ・BIRTH・モーレツ）は、あーりんがあまり立ち位置を移動しないで他の４人が動き回るという普段と違うフォーメーションになってて、この「いつもと違うフォーメーションでのライヴ」というスペシャル感に痺れた！
そしてアンコールで、５人が旗を持って登場した時、またも席の真横の通路にわらわらと人が集まったりマネージャーtmmnが来たりと不穏な動きが。
お立ち台みたいな台が置かれはじめて、こ、これはもしや・・・と思っていたら、
「鋼の意志」の時、夏菜子が来た！！！
目の前に！！！
（↑マイク描き忘れてることに今気づいた・・・）
その場にいたのは正味２〜３分くらいだったと思うけど、いつもトロッコとか通る時一瞬だから、「結構長くいてくれる！」と感じた。
ものすごい近い距離で見る夏菜子はほんとに夢のように綺麗で天女様みたいだった！
そして私は赤のギャラパーを着てて、隣の人も夏菜子推しで全身真っ赤だったので、赤が２人並んでて目に入りやすかったのか、一瞬目が合って「うわーーーー！！！」と思った。
夏菜子はあのニッコリ笑顔で目が細くなってる状態だったけど、しっかり「今！目が合った！」という感じがした。
後で聞いたら隣の人も目が合ったみたいで「よかったね〜」とお互い言い合った。
そしてその後の「僕等のセンチュリー」の時に、今度は同じ場所に
杏果が！！！来た！！！
目は合わなかったけど、そういうとこが杏果らしいな〜と思ったし、あの曲のぴょんぴょん跳ねる動きを真近で観て、ほんとに妖精みたいだった。ツインテールの髪がツヤツヤサラサラしてたなァ〜とか、距離が近いとディテールが迫ってくるなと思った。
「僕等のセンチュリー」は前から好きな曲だったけど、新たな素晴らしい思い出が加わった！
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帰りに出口のところで、ロッテの板チョコを貰って帰宅。
「すごろくで一番にゴールしたしおりんが当てた景品がチョコレート１万２千枚で、お客さん皆に１枚ずつプレゼント」という設定、こんな言い方も何だけど、本当に上手い・・・！と思った。
ただ入り口でチョコを配るのとも、ステージ上でメンバーに言わせるだけというのとも違う、このチョコ自体が「大切な思い出」として印象づけられる、本当に良く出来たコマーシャルメッセージだなと思った。座布団一枚！と言いたいくらい。
４時間もあったとは思えない、本当にあっという間の楽しい時間だった。
ももクロちゃん達からこんなに素敵なバレンタインプレゼントを貰って、良きエネルギーを与えてもらったんだから、私も何かの形でこの世に還元していきたいな〜と思った。
大袈裟じゃなく！マジで！
※おまけ
ゴボウことニッポン放送の吉田アナウンサー。（これは全然似てないけど）可愛かった・・・！
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